レポート
2017.10.06

専任事務局員の食卓「アイナメ編」

 

皆さんこんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしま専任事務局員の小松です。今日は、専任事務局の食卓、ということで、普段私が食べている「海のもの」を紹介します。

私の暮らす福島県いわき市は「磐城七浜」と呼ばれる美しい海岸を持つ、海沿いの町。港には定期的に近海の魚の水揚げがあり、魚屋に行けば、旬の地元の魚を購入することができます。釣り愛好者も多く、「今日はこれ釣ったからおみやげだよ」なんて持ってきてくれることも。今回調理したこの「アイナメ」も知人が釣ってきたものを頂いたものです。

アイナメという魚、白身魚でとても淡白。お刺身で食べるのが一番おいしい食べ方です。鮮度が落ちやすいのであまり遠方では流通しませんが、一部、築地の市場などにも出荷され、料亭や和食屋さんなどで提供されます。とてもおいしい魚です。自分で捌けるようになると、こういう魚も存分時味わうことができます。捌かれているものは、どうしても単価も高くなります。

まず初日は、3枚に下ろして刺身で頂きました。残りは「ダシ醤油」に漬けておき、次の日に「ヅケ丼」。本当に最高にうまいです。脂も適度に乗っていて、白身特有の歯ごたえと、ねっとりとした食感もあり、それでいて淡白。どんな風に調理しても合います。地元にこんな魚があるって、とても幸せなこと。その幸せをもっと膨らませるために「じぶんでさばく」。これが大事です。

 

常磐のアイナメを「自分でさばける」と幸せ増幅

  1. 見て下さい、まな板に乗り切らないほどの巨体!
  2. きれいに3枚におろせました。どんな風に味わってもOK
  3. 刺身もまた最高です。冷やしたお酒とともに頂きます。

 

海がある、魚がいる、砂浜がある。それだけでとても幸せなことなのですが、それを「自発的に」「自分から」楽しみにいく。その姿勢を出していくと、自然はその魅力を格段に膨らませながら、私たちの身に飛び込んできてくれます。こちらが胸を開くと、あちらも胸を開いてくれる。だから、こうしてもっとおいしく、もっと楽しくと、貪欲になる。それでも自然は、もっと大きな、底なしの魅力を私たちに与えてくれます。

海を楽しむには、与えられるだけでなく、自分から味わいにいく。そんなことを、日々の暮らしで感じています。

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名常磐のアイナメ
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