レポート
2017.06.22

いわきの旬のカツオは、ニンニクで味わうべし

 

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。今日は地元の食の話題を。

6月22日。いわき市の小名浜港では今年2回目のカツオの水揚げがありました。地元で水揚げした新鮮なカツオは、やはり刺身で味わいたいもの。全国的には「ショウガ」が主流のカツオですが、いわきでカツオの刺身を食べるときには「ニンニク」が基本です。少しニオイも気になりますが、うまいものには適いません。

震災前まで、いわき市の小名浜港は全国有数のカツオの水揚げを誇っていました。しかし、原発事故を受けて水揚げは低迷。最近では、他県産のカツオが地元のスーパーに当たり前に並ぶようになっています。もちろん他県のカツオもおいしいのですが、やはり地元の水揚げは格別です。

刺身で味わって、もし余ってしまったら、そのニンニク醤油に「漬けて」一晩置き、次の日に焼いて食べたり、小麦粉をまぶして揚げて食べるのもいわき流。カツオを無駄にしない調理法が確立しています。どの料理にもつきものなのがニンニク。国産のものは甘味も強く、カツオの刺身にぴったりです。

 

カツオの旨味を引き立てるニンニクで刺身!

  1. 血合いの部分も大事。そのまま刺身で頂きます。
  2. 表面を炙った「火山」という食べ方もメジャー。
  3. ニオイを気にせずたっぷりと使って下さい。

 

美味しいものを食べると、やはりその恵みに感謝したくなるもの。これだけうまいカツオを食べることができるのは、やはり海あってこそ。刺身を一切れ食べるたびに「ありがとう」と感じること間違いなし。福島は酒どころでもあります。カツオの旨味に負けない純米酒を用意して、カツオの刺身を楽しみましょう!

(専任事務局員・小松)

 

イベント詳細

イベント名小名浜産カツオ
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