ふくしま海遺産　第14回　いわき市大畑公園

2017-6-22

みなさんこんにちは。海と日本プロジェクトinふくしま専任事務局員の小松です。

こちらのコーナー「ふくしま海遺産」は、日常の景色に埋もれがちな「地元の海の遺産」を今一度掘り起こし、改めてその価値を再確認しようというコーナー。事務局員の気まぐれな取材によって紹介しているので、更新は少し不定期ですが、地元目線で海の魅力や関わりを紹介しています。

今回が14回目。美しい海の眺望を楽しめる展望台の紹介です。こちらはいわき市下川にある大畑公園。小高い丘の上にあり、展望台からは、小名浜の町並みや太平洋の景色を楽しむことができます。撮影に行ったのは昼間でしたが、夜になれば美しい夜景を楽しむこともできます。

眼下に広がる太平洋。視点を陸側に移すと、小名浜の工場地帯を見ることもできます。写真を撮影したり、のんびりと風景を眺めたり、過ごし方はいろいろ。ただ景色を眺めているだけなのに、海が見えるおかげで、視界広がり、心まで晴れやかになります。時折聞こえてくる鳥のさえずりもとても贅沢。

小名浜の町なみを一望できる展望台が魅力

展望台を登ると、一気に大パノラマが広がります。
大畑公園の美しい芝生。春は桜も楽しめます。
高台だからこそ景色。登る価値は大いにあります！

海との関わりを考える、というと、大きなテーマパークや施設があったほうがいいと思うこともありますが、こうして景色を眺めているだけで、とても贅沢な気持ちになることができる。それが海の本当の価値かもしれません。特別なものなんて、必要ないのかもしれません。海が近くにあること。それは、とてつもない価値なんだと気づかされました。

（専任事務局員・小松）