小名浜にある「いわき・ら・ら・ミュウ」が、9月12日、県内36カ所目の道の駅としてグランドオープンしました。直営のお土産店「銘品プラザ」で新鮮な農産物を取り扱うようになったほか、車で訪れる利用者の受け入れ環境が整えられました。
ということで、リニューアルされた「ら・ら・ミュウ」を、小名浜在住の海プロふくしま専任事務局、小松がチェックしてきました! 今日はその模様をお伝えしたいと思います。
いわき・ら・ら・ミュウは、1997年から観光物産施設として親しまれてきた観光スポットです。太平洋を望む開放的なロケーションにあることから、観光、食事、お土産選びまでを楽しめる、いわき市を代表する観光スポットとして知られています。
今回のリニューアルの目玉はなんといっても農産物。この日も地元産の葉物野菜や果物が並んでいました。私が行った日は、酷暑続きで収穫量が落ちており、少し販売できる産品が少ないということでしたが、それでも、十分お買い物を楽しめる商品が並んでいました。
もちろん、通常のお土産物も充実していますし、水産品の販売ブースも相変わらずの充実ぶり。道の駅になったことで、「ザ・お土産」だけでなく、地域の暮らしに根づいた商品を購入できる機会が増えそうな気がします。観光客だけでなく地元住民も、普段の買い物を楽しめそうですね。
このたびの道の駅の登録を受け、駐車場やトイレが改修され、特に北側のトイレは24時間利用できるようになりました。このトイレには授乳の設備やおむつ交換台もあります。また、道路と観光の情報を発信するコーナーも新たに設置されました。これなら、夜間のドライブの味方にもなってくれそうです。
今年夏には、小名浜港と常磐道を結ぶ「小名浜道路」が開通したほか、来年4月からは大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネーションキャンペーン」が行われることになっています。復興サイクリングロード「いわき七浜海道」など、サイクルツーリズムも活性化しており、道の駅オープンによって、さらなるにぎわいが期待されます。