福島県の海の遺産。改めてその価値を感じよう。ふくしま海遺産。
今回ご紹介するのは、いわき市小名浜地区にある「三崎公園」。広大な敷地に、大小さまざまな公園、散策路、遊具などが設置された、いわき市最大級の公園です。なんといっても海に近いのがポイント。磯場に降りたり、海を眺めたりと、海に近い公園として、地元の人たちから愛されています。
三崎公園のシンボルがマリンタワー。最上階からは、小名浜の海を見下ろすことができます。休日にはたくさんの家族連れや観光客が訪れ、美しい景色を楽しみます。眼下に広がる小名浜港は、福島県最大の工業港であり、昼夜を問わず大型船が来航します。その模様も、マリンタワーの楽しみの1つです。
遠くから海を眺めることも、「海に親しむ」という行為であることには変わりません。刻々と移り変わる景色、遠くに聞こえる海鳥たちの声、さらには、大型船の警笛など。目や耳、五感を総動員して海と親しみ、とてもゆったりとした時間を過ごすことができます。
この公園から海を見下ろすと、「海が近くにある」ということが、どれほど豊かなものをかを感じられることができるでしょう。「海を目の前にゆったりとした時間を過ごすことができる」。その眺望やロケーションもまた、海がもたらしてくれる大きな恵みなのだと思います。入場料などもかかりませんので、ぜひご家族や友人を誘って遊びに行ってみて下さい。
イベント名 | 三崎公園 |
場所 | いわき市小名浜下神白大作 |