レポート
2024.08.19

ほっと一息つける四倉の自慢 道の駅よつくら港

 

みなさん、こんにちは!海と日本プロジェクト in ふくしま、レポーターの清藤です。 

8月に入り、日が経つほどに暑さが増していき、夏真っ盛りです。暑いのが苦手な私は、毎年夏になると冷たいものを探しに出かけます。そこで、今回は涼しさを求めて道の駅よつくら港を訪れてみました!

国道6号線沿いにある道の駅よつくら港は、2009年に福島県内で19番目に建てられました。四倉海水浴場と四倉漁港が近くにあるので、海の魅力を十分に味わえる素敵な道の駅です。道の駅といえば素朴なイメージがありますが、この道の駅よつくら港は黒と赤で類をみないスタイリッシュさがある色合いで、2階建となっています。

 

おいしいが詰まった道の駅

  1. 品数豊富な直売所。メロンパンが買えずショックです
  2. 気温が高かったのでソフトクリーム売り場は混んでいました
  3. 2階のテラス席。海風がとても心地よいです

道の駅に着いたのは夕方ごろ。早速館内を探索します。まず向かったのは本館1階にある直売所。閉店間際だったということもあり混雑はしていませんでしたが、普段であれば朝一の直売所は多くの人でごったがえしており活気にあふれています。

地元の新鮮な野菜や果物、手作り弁当・総菜だけでなく、お菓子、水産加工品、手造り工芸品など幅広い商品が揃っています。私はパンコーナーにあるメロンパンが大好きなのでよく母に買ってきてもらいます。この日も「メロンパンを食べたい!」と意気込んできたものの、残念なことに売り切れ。

メロンパンショックに陥りながら周辺をウロウロしていると、道の駅の裏側にソフトクリームのお店を発見。甘いものの悲しみは甘いものでしか補えないと思い、即買いに行きます。種類はミルク、ミルクとトマトが混ざったミックス、トマトの3つ。

今回は、トマト味という珍しさに目を引かれ、ミックスとトマトの2つのフレーバーを購入しました。どちらのソフトクリームもトマトのほんのり赤みがあり食欲がそそられます!トマトのソフトクリームはトマトの酸味の中に少し甘みがあり、さっぱりとした味わいでした。ミックスはバニラの甘みとトマトの酸味が合わさり、レアチーズっぽさを感じました。どちらの味も甘さがくどくなく、トマトの爽やかさが夏の暑さを吹き飛ばします!

2階にはフードコートがあり、ラーメン、海鮮丼、そばなどが味わえます。心地よい海風と共に美しい海を眺められるテラス席もおすすめ。私は小さい頃一度だけラーメンを食べたことがあるので、久しぶりに食べようと思いましたが、今回は閉店間際だったので止む無く断念しました。

 

地元で愛される憩いの場

  1. 快晴でとても日差しが気持ちよかったです
  2. 元気になるメッセージがたくさんあります
  3. 情報がたくさん。いわきについて詳しくなれます

日陰のベンチでソフトクリームを食べるという私にとっての贅沢な時間を過ごしていると、目の前の広場で駆け回る子供たちの姿に目が留まりました。炎天下の中、芝生で無邪気に走り回る姿に羨ましさを感じたと同時に、私にも友達と走り回った時代があったなと思い出に浸りました。

広場にはタイルが装飾された石のベンチや石のすべり台があります。タイル一つ一つに手書きで動物やキャラクターの絵が描かれており、とてもかわいらしいです。道の駅の柱にも同じタイルが装飾されており、そちらには「元気」「笑顔」などの東日本大震災の復興を願ったメッセージが書かれていました。メッセージを書いた人が今の道の駅を再び訪れて、当時の気持ちを思い出せる場所になっているんだなと思いました。

ほかに、ねぶたや海の絵が描かれたふれあい館という大きな建物がありますが、残念ながら今回は扉が閉まっており中に入れませんでした。ここには四倉町の有名な「四倉ねぶた祭り」に使用するねぶたや、凧揚げ大会に使用する凧などが保管されています。まだ私は入ったことがないので、次回リベンジしようと思います!

最後に訪れたのは、情報館です。館内は冷房でキンキンに冷えており、広場でバテた体が一瞬で復活!情報館は飲食禁止となっていますが、部屋の中心に机と椅子があり休憩所として利用できます。休憩スペースの周りには情報発信スペースがあり、いわき市内観光のおすすめルートなど観光に関するパンフレットが複数ありました。

数ある情報冊子の中でも私は四倉小学校の学生が作成した「よつくらまちあるきマップ」がお気に入りです。小学生ならではの視点で書かれた言葉と絵は新鮮みがあり、とてもおもしろいです。四倉町にある大きな木や謎の女神像など、大人であれば素通りしてしまいそうなスポットでも、子供にとっては四倉町の魅力のひとつなのだと思いました。また、私が小学生の頃によく遊んだ場所や大好きだったパン屋さんのことも書かれており、懐かしさを感じつつ久しぶりに行きたくなりました。

今回初めて、道の駅よつくら港を買物以外で訪れましたが、いたるところに地元の人から愛されている印があり、心が暖かくなりました。「よつくらまちあるきマップ」を見て、大きなショッピングセンターで遊ぶのも楽しいですが、たまには歩きながら地元のお店で買物するのも大事だなと思う一日でした。

ぜひ、この夏は海水浴帰りに道の駅よつくら港を訪れてみるのはいかがでしょうか?今後も四倉町の魅力に気づいていけたらと思います!

 

イベント詳細

イベント名道の駅よつくら港

レポーター紹介

清藤杏加(せいとう・きょうか)

福島工業高等専門学校ビジネスコミュニケーション学専攻に在学中。出身はいわき市四倉町。魚は見るのも食べるのも大好き。四倉を中心に福島県の海の魅力を発信!

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