シリーズ「海と復興」塩屋埼灯台

2016-8-20
海と日本PROJECT in ふくしま

 

東日本大震災で巨大津波の被害を受けた福島県浜通り。地域の復興の「今」を見つめ、今一度、海に根付いた地域の文化や、その町に生きて来た人たちに思い馳せたい。海と日本 PROJECT in ふくしまでは、そんな思いから、被災地の今を紹介するシリーズ「海と復興」をお届けして参ります。

第4回は、いわき市のシンボル、豊間地区にある「塩屋埼灯台」をご紹介します。

太平洋を望む丘の上に屹立する白の灯台。いわき市民に長く愛される塩屋埼灯台です。薄磯海岸の海抜73メートルの断崖に立つ白亜の灯台で、明治32年(1899年)に開設されました。今でも沖合40キロの海上まで光を放ち、船の安全を守っています。

映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台となった灯台としても知られるほか、昭和の歌姫、美空ひばりの『乱れ髪』の歌詞に登場することから、その歌の碑が建立されており、多くの観光客が訪れています。いわきの海のシンボルであり、地元の人たちの心の拠り所でもありました。

 

美空ひばり『乱れ髪』の歌詞にもなった名勝

  1. 灯台の上から見下ろす太平洋。美しい。
  2. 地元の人たちの心の拠り所であり続けた白亜の灯台。
  3. 灯台の下には美空ひばりの歌碑が建立されています。

 

震災では、この灯台に上がる丘が崩落。灯台に上がることができず、灯台の灯は長い間、消灯を余儀なくされました。しかし、震災から9カ月後、見事に復活。復興の灯火を福島に、そしていわきに灯し続けています。見どころの多い灯台です。ぜひ上まで登って、見事な眺望を楽しんで下さい。

 

イベント名塩屋埼灯台
場所福島県いわき市平薄磯字宿崎34
  • 「シリーズ「海と復興」塩屋埼灯台」
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