レポート
2016.08.21

ふくしま海遺産 第4回 中之作「清航館」

 

福島県の海の遺産。改めてその価値を感じよう。ふくしま海遺産。

いわき市東部の海沿いに、中之作という小さな漁港があります。そのなかにあるのが、今回紹介する「清航館」です。東日本大震災で被災した築200年の古民家を改修してできたもので、数々のイベントが開かれている他、地域の皆さんとの交流の場になっています。

運営しているのは、市内で建築家として活躍する豊田善幸さん。古き良き日本の伝統建築を伝える古民家を解体してはいけないと、自費で古民家を購入。少しずつ修繕を行い、今の形にまで辿り着きました。現在では会員数も増え、定期的に様々なイベントなどを開いています。

 

築200年の古民家 いわきの海と人をつなげる清航館

  1. 古き良き港町の風情を残す中之作地区。
  2. 建物の直ぐ前には震災の慰霊碑が立っています。
  3. そばには魚市場も。朝市なども開かれます。

 

あの大津波にも耐え抜いた古民家。二階に上がると、穏やかな中之作の海が見えます。時に牙を剥く大自然とどのように調和して暮らしていけばよいのか。この古民家でじっくりと考えてみるのもよいかもしれません。朝や夕方の太陽も格別です。ぜひ足を運んでみて下さい。

 

イベント詳細

イベント名中之作プロジェクト「清航館」
場所福島県いわき市中之作川岸10
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