レポート
2019.11.14

小名浜のウロコジュウ×海プロコラボ「いわき産伊勢えび天丼」が登場

 

みなさん、こんにちは。海と日本プロジェクト in ふくしま、専任事務局員の小松です。

今年1年間、さまざまな団体・企業さまとコラボレーション企画を進めて参りましたが、最後の最後で、とんでもないコラボが実現しました。いわき市小名浜の人気店「おさかな食堂ウロコジュウ」で、海プロコラボレシピの「いわき産伊勢えび天丼」の提供が始まりました。

身はプリプリ。エビの甘みが濃厚です。頭の部分もさらに盛られていて、そこには「エビ味噌」がたっぷり。天ぷらにその味噌をつけ、塩を少し振りかけていただくと、エビの甘みが口の中に猛烈に広がります。天丼用のタレもついていて、こちらは甘じょっぱく、さらに旨味をプラス。ご飯があっという間に胃袋に吸い込まれていきます。

かねてから海プロの活動に賛同いただいていたウロコジュウの金成社長の協力のもと実現した今回のレシピ。いわき市小名浜港に水揚げされる高級食材「伊勢えび」を1尾まるごと使った、豪華絢爛な天丼になります。1杯3000円と決して安くはありませんが、「それでも原価ギリギリ」と金成社長。カニ汁や小鉢もついており、大満足の内容です。

 

潮目のうまさがぎっしり詰まっています

  1. メニューのポップの脇には、環境保護を訴えるポスターも
  2. とにかく身がブリブリで、味が濃厚!
  3. 天丼は、中テレのミニ番組でも紹介いたします

 

伊勢えびは、いわきの沿岸部でまとまった量が漁獲されるものの、名物としては知られていないため、地元ではあまり消費されなかったのだそう。そこで「せっかく水揚げされるのだから新しい名物にしたい」と、金成社長がメニューを考案。丸ごと1尾を使った天丼を提供することになりました。

いわきの海は、暖流と寒流が入り混じる「潮目の海」。たくさんのプランクトンが集まることから日本有数の漁場として知られています。その海で、乱獲されることなく育った伊勢えびは、身も大きく、味は濃厚。いわきの海の魅力を存分に楽しめます。

 

店内には、さまざまな環境啓発ポスターが

  1. 海プロのバナーも掲示してくださっています
  2. いわきフェニックスの活動を紹介するカード
  3. 海プロの活動を初回するカードも置かれています

 

地元の海を守り、沿岸部を盛り上げていくことは、長くいわきの海に親しんできた金成社長にとって大事な活動テーマということもあり、今回のコラボでは、いわきの海や、環境を守ることの大切さを伝えるためのさまざまな掲示物を店内に設置して下さいました。

いわき市の団体「いわきフェニックス」が沿岸の豊間・薄磯地区で行っている清掃活動を応援するフォトカードや、海プロの活動を紹介するポスター、バナーなどもお店に掲示されています。海プロ仕様となった店内にもご注目下さい。

美味しい料理を通じて、地元の海を知る。それが、私たちと海の距離を縮める第一歩。どうぞみなさん、こちらウロコジュウで贅沢な天丼を楽しみながら、いわきの海の美しさに思い馳せてみてください。海への愛が、大きく膨れ上がること間違いなしです!

 

イベント詳細

イベント名海プロ × ウロコジュウ コラボメニュー登場
場所おさかな食堂ウロコジュウ
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