6月からスタートした「海と日本PROJECT in ふくしま」。福島の海をより身近に感じ、その価値を再確認したいと始まったプロジェクトですが、プロジェクト開始にあたり、福島県の内堀雅雄知事に話を伺ってきました。プロジェクトに寄せる期待、そして内堀知事の海への思いを伺いました。
福島の海の魅力について伺うと「寒流と暖流が出会う潮目の海は、水産業の生業の場でありながらレジャースポットの場でもあります。いわき市では7月16日に海開きも行われましたし、国内有数のサーフスポットである南相馬でも震災後初めてのサーフィン大会が開催されます。明るいニュースが増えてきました」と内堀知事。福島の海の復興に大きな期待を寄せていらっしゃいます。
一方で、漁業などは原発事故からの復興途中。「沿岸漁業の未来を担う後継者がやりがいを持って海に出ていく姿や、子どもたちが安心して県産の水産物を食べている姿を見てもらえるように、復興、創世に向けた取り組みを進めていきます」と、力強くその決意を語って頂きました。
福島の海は、漁業の拠点であるだけでなく、浜通りの観光を支えるレジャーの拠点でもあります。外からやってくる観光客を受け入れるためには、地元の皆さんの笑顔、すなわち「心の復興」が欠かすことができません。プロジェクトの先に「心の復興」が生まれるように、「海と日本PROJECT in ふくしま」を進めていきたいと思います。
なお、今回の表敬訪問の模様は、福島中央テレビで放映されるミニ番組にて紹介されます。放送日は7月28日(木)11:51から。内堀知事がプロジェクトに寄せる期待や、福島の海に対する思い語っています。ぜひ番組をご覧下さい。
イベント名 | 福島県の内堀知事へ表敬訪問 |